ドギーバッグ

 食の世界の人なら耳にするドギーバッグ。今アメリカでドギーバッグと言わないそうです。日本では責任問題が発生するので、店側が嫌がるとよく聞きますが、アメリカは個人責任が強い国だから本人責任と解説する人がいる。濡れた猫を電子レンジ、熱いコーヒーで何億円、異常な裁判の結果を聞いているので信じることはできません。今までおいしく食べていたものが、ごみになることはすごく抵抗があります。ドギーバッグ普及委員会という名前を聞きました。会員になると簡単なお持ち帰りセットと、カードをいただけるそうです。そのカードには「自己責任で持ち帰ります」と、お店の人に提示できる文章が。

 フードパックやレジ袋など機能の優れたものが沢山あるので、うまく回り始めると凄いことになりそうですが、このことで何度も壁に頭を打った人はたくさんいます、簡単ではありません。

 消費者庁・農林水産省・環境省・厚生労働省の連名で、【飲食店における「食べ残し」対策に取り組むにあたっての留意事項】

 食の廃棄が問題です。自然外食に目が向きがちですが、日本の場合は家庭からの廃棄がばかになりません。データの正確度がアンケート集計からくる場合が多いので、絶対はないので、説得にかける。なんとなくということで、家庭から出る野菜の廃棄は、食の廃棄の3割を超える。農場で収穫したレタスを、外側剥いて箱詰めして出荷、小売コーナーで傷んだ外葉をむいて販売。家庭で使うときに外葉をむいて、お皿に一枚飾る。食後お皿に残ったレタスを廃棄。

 面白いアンケート用紙を企画すると、家庭での食の廃棄のテーマを啓蒙できるかもしれない。世界の家庭の食事はたくさんテレビや雑誌で見ることができるが、食後の残飯の習慣は、あまり見ることがない。日本の家庭も、全部が同じではないが、方向が似ているのか、天皇陛下が食べ切れない食事には手を付けないことが、話題になったことがあった。「食べ残す」「食い散らかす」、現代日本の食習慣は昭和20年以降の文化ではないでしょうか。

 20年くらい前のこと、ごみ焼却場のパンクからダイオキシンの高温処理も含めてたくさんの切り口で議論沸騰。家庭の生ごみ処理に補助金が飛び交い、EMボカシとか、電動発酵機とか、コンポストとか、統計は知らないが凄い金額が動いたはず。今でも自治体は補助金を続けているが、以前の検証は見つからない。今後深刻な少子化の話題が増えているのに家庭内生ごみだけが増え続けるのはあり得ないでしょう。もったいない精神とか、世界の飢餓の中にいる現実理解とか、人間の品格とかの表現として、意識する必要はあると思います。

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