野菜の価格

 デフレが好転しないと言われるが、鮮魚・野菜の世界は値を上げている感じがする。比較論でしょうが、生活実感として、上がっているようにおもう。最近価格優等生といわれるもやしの話題があり、生産現場の悲鳴と言われる。もやしは特徴が少なく、大量生産向きなので、量販店での販売が重要視される。物価はそれぞれの事情で価格が決まっており、一概に答えがあるわけではないので、なまじの意見は差し控える。野菜全般に大雑把ではあるが小売り市況を並べてみると、重さ的にもやしはまだ安いほうだ。

 野菜のはなしで、安い白ネギが中国から大量に輸入されている話を聞いた。どんどん増えている。国内の生産者はさぞ不満、かと思ったら、こんな意見を聞いた。白ネギは生産が大変で、どうしても価格が高くなってしまう。高くなると白ネギのマーケットが小さくなってしまう。安い白ネギがマーケットのすそ野を広げてくれるので、共存できるし、需要が伸びる。いろいろです。

 下にまとめた大雑把な価格表はキロ当たりの価格です。もやしは150円くらいですので、やはり一番安い。

 価格は毎日変わるし、国産でないものもあるし、高値と安値は大きく違うので、参考になるものではありません。