ルイベ

50年前に初めて北海道出張の際食したルイベのうまさは衝撃でした。若い喉に冷たい料理は最高で、その上表現のできない旨さを感じました。貯蔵のために雪中に保管したものが、結果的に寄生虫の不活性につながった最高の結果です。このとき凍るときに絞り出る水分に脂がともに少々抜け、臭い味ともに上昇するなんて、考えてやったとはとても思えない。アニサキスのことから、昔の感激を思い出しました。

たらこの包装容器販売で工場のアニサキスの検査を手伝って、次の休み、東京のスーパーでたらこを買って帰ったら10匹以上のアニサキスを自分で採る羽目になった。悔しいからスーパーのお兄ちゃんにちょっと愚痴ってみた。

野菜と違って農薬処理ができるわけのない自然の恵みなので、当たり前のことが事件になるのはつらい。お魚情報館の「お魚の寄生虫について」を転載します。